【体験談】さくらレンタルサーバ プレミアムプランからスタンダードプランへ戻したWebサイト移行の一部始終と注意点

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今回は久しぶりにWebサイト・Wordpress関連の事をお話しようと思います。

弊社Webサイトはさくらインターネット(株)のレンタルサーバーを長年使わせてもらい、Wordpressで運営しています。
今回は運用コストの見直しと、サイト規模に合わせた最適化と、長年利用してきたプレミアムプランから以前利用していたスタンダードプランへの移行を決断しました。

「プラン変更って面倒そう…」
「データが消えたりしたらどうしよう…」
「ドメイン移行時のダウンタイムが心配…」

そんな不安を抱えながらも、無事に移行を完了!
このブログ記事では、実際に私が行った移行手順と、その際に気づいた注意点などをまとめました。これからプラン変更を検討している方の参考になれば幸いです。

1.なぜプラン変更?プレミアムとスタンダードの違い(簡単におさらい)


プラン変更を決めた主な理由は、コスト削減とサイト規模の適正化です。長年プレミアムプランを利用してきましたが36ヶ月一括払いの更新時期となりそのまま更新も考えましたが、スタンダードプランのストレージ容量増量や高精度迷惑メールフィルターライセンス数の増加などの機能追加があり、現在のサイト運営状況を考えると、スタンダードプランでも十分に機能すると判断しました。

ここで、さくらインターネットのプレミアムプランとスタンダードプランの主な違いを簡単におさらいしておきましょう。(2025年5月現在の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください)

項目プレミアムスタンダード
ディスク容量400GB300GB
転送量無制限無制限
マルチドメイン200個
データベース容量4.5GB3GB
月額料金902円~500円~

その他機能 PHP8対応、無料SSL、WordPress簡単インストールなどは両プランで基本的に利用可能 プランによって細かな仕様が異なる場合あり

弊社のサイトでは、ディスク容量や転送量、データベース容量など、スタンダードプランのスペックで十分カバーできると判断しました。

2.移行前の準備:これだけはやっておこう!

何事も準備が肝心!スムーズな移行のために、以下の準備は必ず行いましょう。

データのフルバックアップ(ファイルとデータベース)

最重要項目です! 万が一の事態に備え、必ず移行前のウェブサイトデータ(HTML、CSS、画像、PHPファイルなど)とデータベースのバックアップを取得してください。

ファイル

FTPソフト(FFFTPなど)を使って、サーバー上のすべてのファイルをローカルPCにダウンロードします。
弊社Webサイト以外にも数サイトが同居しているので合計4.3GBほどの容量でしたが、FTPでのダウンロードは5時間弱ほどかかりました。

データベース

さくらインターネットのサーバーコントロールパネルから「phpMyAdmin」にログインします。
対象のデータベースを選択し、「エクスポート」タブからSQL形式でエクスポート(ダウンロード)します。
データベースが複数同居している場合は、各データベースごとにエクスポートします。
ポイント: エクスポート設定で「構造」と「データ」の両方が含まれていること、文字コードが「UTF-8」になっていることを確認しましょう。

現行サイトの動作確認と設定情報のメモ

お問い合わせフォーム、会員機能など、サイトの主要な機能が正常に動作しているか最終確認します。
WordPressを利用している場合は、現在のPHPバージョン、プラグインのリストとバージョンなどを控えておくと、移行後に問題が発生した場合の原因特定に役立ちます。
FTP接続情報、データベース接続情報(ホスト名、データベース名、ユーザー名、パスワード)も改めて確認・保存しておきましょう。

次のページではいよいよプランを移行していきます!

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