1. ホーム
  2. 家を長持ちさせるコツ
  3. 基礎・床下まわりを長持ちさせるコツ

床下は外壁よりも先にチェックしてみてください。床下の湿気が多いと土台廻りが腐食してしまったり、シロアリが入ってしまったり…ということになってしまいます。

土台は基礎と建物を継ぐ大切な構造体ですので腐らせてしまうと大規模な修繕が必要となってしまいます。

土台まわりの腐食
土台の腐食

このケースは柱に雨が差したものが下に伝わって土台が腐ってしまいましたが、床下の湿気がひどくても土台まわりを傷めてしまいますのでとにかく外部から水気を入れないことと、湿っぽい淀んだ空気は強制的に排出するということがとても大切です。

床下のポイント

床下の湿気が多いと土台まわりや床下地などの木部の湿度が高くなり、シロアリが好む環境となってしまいます。ですので、床下はとにかく湿気をこもらせないようにすることが大切です。

床下換気扇

床下換気扇を設置して強制排気することによって湿気を排出することが出来るのですが、ただ単に2・3台付けただけでは逆効果になってしまうことがあります。きちんと床下全体の風の流れを考えて効率よく換気が出来るように換気扇を適正な台数設置しなければいけないのです。

外付け用床下換気扇
特殊な外付け用床下換気扇もあります

床下換気扇は通常基礎内側に設置するのですが、床下高が不足していたり基礎梁が障害となって床下の換気口へ辿り着けない時もあります。
写真はそういう場合にでも基礎の外側に設置できる床下換気扇を設置した例です。

シロアリ消毒

シロアリ消毒ですが、現在の薬品では5年間しか効果が持続しませんので、5年ごとの施工をおすすめ致します。

シロアリ消毒は薬剤の効果が5年しか持続しません
シロアリ消毒は薬剤の効果が5年しか持続しません

今すぐできる床下換気効率の改善

皆さまがすぐに出来ること・・・床下換気口の前に換気の障害となるような荷物を置いてありませんか?置いてある場合はすぐに動かしましょう。それにより、現在の換気効率の100%に近い換気が出来ます。床下換気口の前は常に空けておきましょう!!

床下換気口の前は空けておきましょう

家を長持ちさせるコツ一覧

外壁まわりを長持ちさせるコツ

基礎・床下まわりを長持ちさせるコツ

屋根まわりを長持ちさせるコツ

室内(水まわり)を長持ちさせるコツ

この投稿をシェアする

(有)小嶋ライフ

2003年よりHTML&CSSで(有)小嶋ライフWebサイトの製作を始める。 2011年にWordpressでWebサイト製作&管理を開始。またこの年に「Twitter」も運用開始。 現在各SNSでも情報発信中です!